唐津バイオマス発電所
について
脱炭素社会の実現を歴史ある唐津から
「脱炭素社会の実現」は世界共通の課題となっており、再生可能エネルギーへの期待は一層高まっています。バイオマスとは化石燃料以外の生物由来である再生可能な資源の総称で、それらを利用したバイオマス発電は、環境に配慮しながら、安定的かつ継続的な供給ができる電力源です。古代から豊かな自然と歴史、文化が調和するこの地域に、本バイオマス発電所は運転開始いたしました。
想定年間送電量
約3億5000万kWh
一般家庭約11万世帯分の
年間使用電力量に相当

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1 バグフィルタ
ボイラから出る、煙の元になる小さなゴミを取り除いてクリーンな排気ガスにします。
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2 ボイラ棟
燃料を燃やした熱で水を熱し、タービンを回すための高温高圧の蒸気を作ります。
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3 タービン棟
ボイラでつくられた蒸気でタービンを回し、その回転エネルギーで電気を生み出します。
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4 空冷式復水器
タービンから排出された蒸気を空気で冷やし、ボイラー水として再利用します。
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5 管理棟
発電施設全体を運転管理する中央操作室などがあります。
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6 事務棟
発電所全体の運営管理を行う事務所などがあります。
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唐津市の未来への貢献に期待
唐津バイオマス発電所 所長 加藤 晃
私自身唐津市の出身で、この発電所のために唐津に帰ってきました。現在発電所で働くオペレーターも唐津市の高校出身の方を採用しております。それに引き続いて唐津市の小学校、中学校の方からここで働きたいと目標にされる発電所にしたいと思っております。
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ロゴに込めた思い
上段の青色は「唐津湾」、中段の薄い緑は「虹の松原」、下段の濃い緑は「鏡山」、再生可能エネルギー事業を通じて、昔からあるこの唐津の風景を、不変のものにしたいという思いから、当社のロゴを作成しました。